広島県のお城

泉山城 (神石高原町)

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泉山城 遠景
 神石高原町福永にある泉山城への登城は、恩定寺の境内横から登れるようになっている。道は整備され登りやすく城郭の構造も複雑かつ各郭も広く造られ削平の加工もよく分かる。これで郭周辺の木が伐採されてるなら眼下の町並みも見え展望も良いと思うが残念。

以下、現地案内板より


 戦国時代、当地方は対立する出雲の尼子と吉田の毛利との接触地になり、城郭の必要を生じ各地に山城が構築された。
泉山城は、尼子の家来岡伯耆守信平入道真禅が享禄元年(1528)に築城したといわれている。続いて岡伯耆守景信、同孫八郎、同和泉守、同左門尉景経が城主となる。
 天文21年(1552)と天文23年(1554)に尼子・毛利の激戦がこの地で繰り広げられた。
 弘治3年(1557)には、この城をはじめ神石町内の各城は、毛利元就に従属するようになった。元就の三男小早川隆景が巡視して「難攻不落の名城である。」と賞賛したということである。
 この城には、軍資金の財宝を埋めかくし、その目印に白南天を植えたとか、天狗が高い松に登って敵情を偵察したという天狗松の口伝が残っている。

    神石町教育委員会


泉山城 本丸跡


泉山城 曲輪

展望

最寄の駐車場から本丸までの疲労度
★★

# 登城2008年1月

所在地 神石高原町福永
1:宮の城 2:八尾城 3:泉山城


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