広島県のお城

八尾城 (神石高原町)

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八尾城 近景

 八尾城は神石支所に隣接した小山に位置する。役場に近いせいか奇麗に整備され訪れやすい。登城は小山の西側の神石小学校の入り口付近から階段がもうけられ本丸まで続く。山の規模からあまり期待せずに訪れたが、複雑に郭が組まれ堅固な城だったのだと理解出来た。現在、小学校の校庭となった部分については憶測でしか分からないが切岸された谷だったのかもしれない。

以下、現地案内板より


八尾城跡公園案内図

 この山城は約600年前(室町時代)備後最大の豪族、芦品郡新市町の宮氏によりつくられたもので一山をすべて城郭としており中世における典型的山城としての型がよく保存されている。
 天文21年(1552年)及び翌年と出雲尼子氏の攻撃を受けるも毛利氏の応援により撃退している。その後毛利氏に属し廃城となり今日に至った。周囲の眺望もよく城跡公園として整備し町民の憩いの場とした。
 この地に立ち幾星霜に亘る長き歴史と生活の変遷を思い起こしたい。


    昭和60年4月 神石町

八尾城 本丸跡

八尾城 想像図

八尾城 案内図

展望
★★
登城の疲労度


# 登城2008年3月

所在地 神石高原町福永
1:宮の城 2:八尾城 3:泉山城


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