広島県のお城

亀山城 (庄原市)

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亀山城

 平安時代末期に奴可郡(東城町・西城町)を治めていた奴可入道西寂の居城だったと伝えられる城。本丸跡は比高も高くなく登りやすかった。登山道には県指定の天然記念物である要害桜がある。


以下、現地案内板より


庄原市史跡 亀山城跡

 丘陵を利用して築かれた山城で、亀石城とも呼ばれ、本丸以下段状に郭が八ヶ所築かれ、いたるところに堀切や土塁がめぐらされている。西方のふもとが居館跡と伝えられ、一角に要害桜が名残りをとどめている。
 この城に関する正確な資料は現存しないが、近世の文献によると、平安時代末期には奴可入道西寂の居城であったとされ、その後奴可四郎・奴可源吾・平四郎・飯田新助・亀井武蔵守茲経らが居城したというが明らかではない。

 戦国時代の永正年間から慶長年間までは、宮氏の一族である下野守・同隆盛・同盛常・同盛慶らのいわゆる小奴可宮氏が居城していた、このうち隆盛は尼子氏に味方し毛利勢とたたかい戦死するが、その子盛常は許しをえて毛利氏の家臣となった。

          平成19年3月 庄原市教育委員会

亀山城 郭遠景と要害桜
亀山城 本丸跡

展望
★★
最寄の駐車場から本丸までの疲労度
★★

# 登城2007年12月

所在地 庄原市東城町小奴可
1:五品嶽城 2:亀山城 3:大富山城


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