広島県のお城

鳴滝山城 (尾道市)

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鳴滝山城 北側より

 鳴滝山城跡は南の瀬戸内側からみると山火事の跡が痛々しく残る探題山(321m)に位置する。城への登城は、城の北側の鳴滝山登山用(熊野神社)の駐車場近くに登城口があり、看板も掲げられている。墓の横を通り段々畑の側道を上がると削平された郭跡や石垣が姿を現す。城跡は郭の加工もしっかりされており本丸跡から望む瀬戸内海は絶景。さすが市の史跡に指定されてるだけの事はある。

 この城は、宮地次政が鎌倉時代の元亨年間(1321-24)に築いたとされ、宮地氏の拠点となったが応永30年(1432年)、木頃氏に攻撃され落城。宮地氏は因島に逃れた。戦国期に吉和は木梨杉原氏の支配地となり宮地氏は木梨杉原氏に仕えたと伝えられる。


鳴滝山城 曲輪周辺

鳴滝山城 本丸跡

展望
★★★★★
最寄の駐車場から本丸までの疲労度
★★

# 登城2008年2月

所在地: 尾道市吉和町
1:鷲尾山城 2:鳴滝山城 3:千光寺城 4:余崎城


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