広島県のお城

荒谷土居屋敷 (東広島市)

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荒谷土居屋敷

 西条盆地の東側の入り口で竹原市との境界の上三永には、城跡や居館跡が集中している。東広島市には土居屋敷跡が30数ヶ所あるらしいが、この荒谷土居屋敷は平城とも言える遺構である。一辺50mの方形の居館跡のまわりは土塁で囲まれ、その周りを堀幅8mの堀跡が発掘されている。

 城主は定かではないが城が築かれたのは15世紀くらいだと考えられている。大内氏が芸備を支配した時代には、西条盆地は安芸の最重要地区である事から、鏡山城や福成寺防衛の関所的な城だったのかもしれない。現在の姿になったのは江戸時代の頃とされ外堀も埋められた。

# 登城2008年1月

所在地 東広島市西条町上三永

1:鏡山城 2:荒谷土居屋敷


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