広島県のお城

吉川元春館 (北広島町)

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吉川元春01

 吉川氏は元々、駿河を本拠としていたが鎌倉末期に大朝の地頭として入ったらしい。その後、安芸北部を中心とした地域の国人領主となった。応仁の乱では細川方につき当主の経基は鬼吉川と恐れられた。
 天文年間、毛利元就の妻が吉川家の出であったことから吉川家当主である興経を隠居させ毛利元就の次男である元春が吉川家当主となった。隠居させられた興経は実子ともども元就に殺され吉川家は毛利家発展に貢献した。

以下、案内板より


 毛利元就の次男である吉川元春が、1583(天正11)年頃、隠居所として建てた館跡です。本拠城である日山城の西南麓、志路原川に面した河岸段丘上に立地しています。館は石垣のある東側が正面で、北は切岸と土塁、南側は堀と土塁で区画された間口110m、奥行き80mの範囲です。

 館の西側には元春の菩提寺である海応寺跡や元春と元長の墓所、積石塚がのこっており、このうち館とその周辺を発掘調査し、整備しています。

吉川元春02

吉川元春03


最寄の駐車場から本丸までの疲労度


# 登城2007年11月

所在地 : 広島県北広島町志路原字海応寺

1:吉川元春館 2:日野山城 3:小倉山城 4:駿河丸城


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