椋山城 (福山市)

椋山城は服部を治めた桑原氏の居城。市の史跡にも指定され保存状態は良い。登城への道は地元のお寺さんが整備したのか道中にお地蔵さんが連なっており、道も整備され登りやすかった。設置されてある看板には毛利氏の家臣として桑原氏が従ったと書かれてあるが、城の位置的には宮氏の居城であった亀寿山城にも近い。尼子方についた宮氏が毛利氏に攻撃され滅ぼされている事を考えると、桑原氏がいつ毛利氏に従ったのか気になった。
以下、現地案内板より
福山市史跡 椋山城跡 昭和63年6月24日指定
この城は170mの椋山の山頂を本丸とする中世の山城である。天文年間(1500年の中頃)に最も栄え出雲の尼子氏が備後に勢力を配していた頃毛利氏の家臣として桑原氏が居城していた。その後天正年間(1570~80年代)に廃城となった。北・西・南・南東に伸びる15の郭と4本の空堀と井戸が残っている。
本丸一帯の調査では青磁片や古銭(天聖元宝)が出土し、室町末期の遺物と推定されている。


展望
★★★
最寄の駐車場から本丸までの疲労度
★★★
# 登城2007年11月
所在地 福山市駅家町服部
1:神辺城 2:要害山城 3:正戸山城 4:椋山城 5:志川滝山城
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