石井城 (府中町)

石井城の遺構は現在ほとんど残っていない。城があったと分かるのは地名の石井城と石碑からのみである。この石碑までの道も狭く分かりにくい場所だった。
以下、現地案内板より
石井城跡
石井城は、安芸国の有力財長官人田所氏の一族である石井氏の城跡と伝えられている。
石井末忠は、元弘3年(1333)後醍醐天皇の綸旨を受けて伯耆船上山(鳥取県赤碕町)に馳せ参じ、延元元年(1336)には摂津湊川(神戸市)で足利尊氏の軍勢と戦って楠木正成などとともに戦死したという。
城跡の明確な遺構は残っていないが、山頂や周辺には数ヶ所の小規模な貝塚があり、この城と関連するものかもしれない。なお、現在の石碑は大正8年(1919)に整備されたものである。
府中町教育委員会
# 登城2008年1月
所在地 府中町石井城2丁目
1:鳥籠山城 2:石井城 3:出張城 4:仁保島城 5:矢野城
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