広島県のお城

篠津原雲井城 (庄原市)

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雲井城 遠景

 旧庄原市の東部高町を見下ろす雲井城(篠津原館)は、甲山に本拠にする山内首藤氏の支城として築城された。備北の覇権をめぐって西城の久代宮氏と山内首藤氏が争い永禄2年(1559)の篠津原合戦の舞台となった。

 登城には駅近くの道から登る道があるが藪だらけであえなく撤退。地元の人は篠津原方面から登る人が多いらしい。篠津原には武家屋敷跡が残っており、雲井城ゆかりの人達が住んでいたのであろう。

以下、武家屋敷跡案内板より


この武家屋敷跡は、中世の武家屋敷の様式を明らかに残すもので、西方に険しい山を負い、北東南の三方には堀と土居をめぐらしている。土居の中の面積は約40aあり、堀には今尚水をたたえ、当時の姿が完全に残っている。この屋敷跡には何人が住んでいたのかは不明であるが、ここから500m北方にある篠津原城(要害山標高650m)の城主、あるいはその家臣が住んでいたと思われる。


篠津原武家屋敷跡

# 登城2008年1月

# 追記2012年5月 城跡は登山道や標識が整備され訪れやすくなったそうです。

所在地:庄原市高町
1:蔀山城 2:黒岩城 3:大富山城 4:甲山城 5:雲井城



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