広島県のお城

青陰城 (尾道市因島)

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青陰城

 青陰城へは中庄方面から登った。登山道は整備されており登りやすい。また本丸跡から眺める瀬戸は絶景でもある。この城は、元弘年間村上義弘が居城してから慶長元年10代目村上吉亮が生涯を終えるまで約260年間因島村上家の本拠地であった。


以下、現地案内板より



青陰城跡 県史跡 昭和32年8月30日指定

 因島のほぼ中央部、風呂山と龍王山にはさまれた標高275mの青陰山頂にあり、三床方面を除く島のほぼ全域及び周辺海域が見渡せられる場所に位置している。現存する郭は、龍王山との間を急崖で区切った三の丸を西端に、東側に本丸、二の丸と並び、東端の風呂山との間を掘り切り二の木戸(城門跡)を構え、北に下ると2段からなる屋敷跡と考えられる郭、更に一の木戸があった削平地に達する。

 この城は海賊城ではなく、戦国山城であり、もとは長崎・青木・余崎などの連絡場所であったが、因島村上氏が戦国大名の性格をもつと、本城の役割をはたすようになったであろうと伝えている。後、村上水軍の第一家老救井太郎左衛門尉義親の居城と云う。

青陰城 本丸跡
青陰城 案内図


展望
★★★★★
最寄の駐車場から本丸までの疲労度
★★★★

# 登城2007年12月

所在地 尾道市因島中庄町
1:青陰城 2:茶臼山城 3:一の城 4:因島水軍城 5:千守城


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