広島県のお城

桂城 (安芸高田市)

top>>安芸高田市

桂城 遠景
 国道54号線沿いを広島方面から安芸高田市に向かい、吉田盆地に入るとデカデカとした桂城の看板を見かけた。あまりにも立派な看板なので駐車場を探すも見つからない。城の入り口付近の道をふさいで路上駐車をし登城におよんだ。本丸跡や他の郭跡は森状態であるが、植樹がなされたような感じで歩行困難な藪状態ではない。
 城の規模はそれほど大きくないが、城だらけの吉田盆地の南端に位置し川での物流の監視や関所的な城郭として機能していたのだろう。この城の真向かいに星ヶ城があるが、この城の方が標高も低く川に近い分だけ機能的である。

以下、現地案内板より


 桂城跡は、標高295m・比高80mで中山城または三笠山城とも呼ばれていた。毛利氏譜代の桂氏の居城で16世紀初頭頃坂氏から分家した広澄がこの城に入ったとされる。

 城郭は、西・中央・東の山群に分かれる。西郭群は背後を堀切で区切って北・南西方向に伸びる尾根上に小郭を配したもので小規模な城の体裁をなしている。中央郭群は独立丘陵の最高所に位置し、北東に伸びる尾根上に堀切と郭を並べており、見張り所的なものと考えられる。

桂城 曲輪跡
桂城 縄張り図

展望
★★
最寄の駐車場から本丸までの疲労度
★★ (駐車場がわからず路上駐車)

# 登城2007年12月

所在地 : 安芸高田市吉田町桂
1:桂城 2:星ヶ城 3:鈴尾城


powered by 地図Z