川平山城 (庄原市)

川平山城は「なかつくに公園」の北側にそびえる山に位置する。道路沿いに標識も設置され分かりやすい。その標識の場所に車をとめ北側に歩くと登城の道がある。せせらぎ沿いに歩くと治山ダムの手前で左にまがり、あとは本丸を目指すのみ。しばらく歩くと腰郭と呼ばれる郭群に到着し、そこを抜けると堀切があり三の丸に辿り着く。ここからの展望は川沿いに広がる公園から総領の町まで見渡せ中々良い。三の丸から二の丸へは崩れた井戸跡の横を抜けるとすぐである。二の丸、本丸はなだらかな段になっているだけで実質同じ郭のようにも思えた。城域は公園化されており、一般のハイキングにも良いと思う。
以下、現地案内板より
庄原市指定文化財 川平山城址
川平山城は、鎌倉時代より戦国期に至る間の山城である。
鎌倉幕府の役人大江広元の子孫の長井氏(後に田総氏を名のる)の居城で、築城は長井重広と言われ、1591年に長井元好が毛利氏について広島に移るまで続いた。長井氏は田総庄十二ヶ村と小童保(現甲奴町)長和庄(現福山市)等の地頭職であった。
山頂の標高360m。五段階の台地に井戸・竪堀・堀切・腰郭等が見られる。
庄原市


展望
★★★
登城の疲労度
★★★★
# 登城2008年3月
所在地 庄原市総領町稲草
1:青影城 2:川平山城 3:茅城
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