広島県のお城

大矢城 (神石高原町)

top>>神石郡

大矢城 遠景

 大矢城は雪景色。下から見て直感的に感じた。今日、登ると死にそうだ。
 登山道も分からないし案内板は雪で覆われている。てな訳で、下から写真を撮って退散する事にした。この城は九鬼城の支城で馬屋原但馬守正国の弟治盛の居城と伝わる。

以下、現地案内板より


史跡 大矢城

 大矢城は天正4年(1535)九鬼城主馬屋原但馬守正国の舎弟馬屋原中務少輔治盛が築城したものである。
 海抜570mの嶮壁、その背面を囲むように流れる小田川と相谷川は此処で合流して自然の濠となる。南面の山麓は勢留り兵糧兵馬の集合集積地として絶好の平地であるなど数多い山城の中でこれ程天然の立地を活かしたものは少ない。
 頂上は削平されており西側に高さ1.6m、長さ5.5mほどの石垣が残る本丸、北面に二の丸跡のほか柱の礎石、井戸跡(天然貯水池?)がある。本丸の10mほど下方に急斜面を削り東西40mにわたって深さ3mの空堀、外面を土塁で構築した跡も見受けられる。群雄が割拠した戦国時代の往時を偲ぶに足る山城跡である。

 昭和54年3月 三和町


大矢城 麓

# 訪問 2008年2月

所在地 神石高原町大矢
1:固屋城 2:小畠代官所 3:五殿山城 4:九鬼城 5:大矢城


powered by 地図Z