木の宗山城 (広島市)

木の宗山(413m)は登山家に愛されている山らしい。登城の道中、己に対して自問自答してみる。山登りが嫌いなのに山城めぐりが趣味って矛盾してないか?と。思わず考えこんでしまう位に山は深かった。所々、雪が残っており四回コケた。幸い命を落とすようなコケ方はしてないがキツい。やっとの思いで本丸部分に到着するも放心状態。視界は良いが冷たい強風にさらされている。気を取り直して遺構を確認し写真におさめ城の全体を思い浮かべてみる。かなり大きな城郭だと感じた。
以下、現地案内板より
木の宗山城は、木の宗山の山頂を中心に東西にのびる尾根の上に築かれていました。城兵がたてこもったり建物を建てたりする平らな地面を「郭」といいますが、城内にはそれが25ヶ所あります。また敵の動きを封じるため、尾根をきった「堀切」と呼ばれる空堀も数ヶ所設けられ、しっかりと守りを固めていたことがわかります。このように山頂や尾根を利用して築かれた城を「山城」といい、戦国時代ころまでに多く見られた城の形です。
なお、この城の城主として戦国武将・吉川興経や奥西仲網の名が古記録にみえますが、詳細については明らかではありません。
広島市



展望
★★★★★
最寄の駐車場から本丸までの疲労度
★★★★★
# 登城 2008年2月
所在地 広島市東区福田、安佐北区小河原町
1:佐東銀山城 2:八木城 3:恵下山城 4:三入高松城 5:木の宗山城
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