広島県のお城

甲山城 (庄原市)

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甲山城 遠景

 甲山城は国指定重要文化財「円通禅寺」の裏山にある。由緒あるお寺の近くにあるから道も立派だろうと思ったのが大きな間違いだった。寺までの道は狭く竹や笹、ススキが道路にはみ出している。新車3ナンバーのセダンで訪れたのだが、見事に擦り傷だらけの状態に。。。訪問を予定される方は軽自動車か単車、または傷が付いても気にならない車をお奨めする。 

 この城は、山内首藤家の居城として知られ全山を城砦化している。自分が見た本丸部分以外にも、尾根沿いに複数の郭群が存在するらしい。円通寺も城域に存在し本丸を中心に約250の郭が確認されている。
 
 

以下、案内板より



 山内氏は相模国山内庄(現鎌倉市)を本拠地としていたが、通資のとき、地毘庄(高野、比和、庄原の一部)の地頭に任じられた。
 正和五年(1316年)、現在の高野町に蔀(しとみ)城を築いたが、戦略上から甲山城を築き文和四年(1355年)に移住した。
 成長して備後屈指の戦国大名になり、室町時代には毛利氏に並ぶ勢力になった。毛利氏の支配下になった天正十九年(1591年)二十世元資が広島城下に移るまで甲山城を居城とした。

甲山城01


本丸跡


甲山城02

現地案内図


甲山城03


展望
★★★
最寄の駐車場から本丸までの疲労度
★★

# 登城2007年11月

所在地 庄原市本郷町
1:蔀山城 2:黒岩城 3:大富山城 4:甲山城 5:雲井城



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