広島県のお城

福山城 (福山市)

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福山01
 新幹線の車窓から最も日本的な景色が観られるのが福山駅ではなかろうか。駅に隣接した福山城には五層の天守がそびえる。
 徳川譜代の大名水野勝成は備後南部十万石の領主としてこの地に入り、当時、水戸や和歌山の徳川御三家でさえ認められなかった五層の天守を造営。西国大名への押さえとした。十万石の城主の居城としては考えられないほど大規模な城である。天守の北面には鉄板を張るなど強固に防衛を固めた城であったが太平洋戦争で焼失。昭和41年に外観復元され現在は博物館として利用されている。


以下、案内板より



史跡 福山城跡

 この城は、元和五年(1619)福島正則の改易により備後十万石の領主として入封した水野勝成が、三年の歳月を費やし構築した近世の城郭である。

 低い丘陵を利用した平山城で、東・南・西に二重の堀をめぐらし、北には吉津川を通し、小丸山・天神山を天然の防塁とした。
 
 現在内外の堀は埋められ、三之丸と共に市街地化しているが、二の丸・本丸は築城当時の姿をよく伝えている。

 城地には、そそりたつ石垣をはじめ重要文化財の伏見櫓、筋鉄御門、市重要文化財の鐘櫓などがあり、昔日の姿をとどめている。

 なお、天守閣・月見櫓・湯殿は昭和四十一年(1966)に、鏡櫓は昭和四十九年(1974)に、それぞれ外観復元したものである。

城号 敵追山(鉄覆)朱雀院久松城(葦陽城)
城主 水野氏五代・松平氏一代・阿部氏十代

筋鉄御門


福山02

伏見櫓


福山03

天守からの展望
★★★★★
最寄の駐車場から本丸までの疲労度
★★

# 最終登城2007年12月

所在地 : 広島県福山市丸之内一丁目
1:福山城 2:高崎城 3:手城山城 4:銀山城 5:神辺城


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